ここ数日でFlashを取り巻く環境に大きな変化があったのでちょっとまとめ。
変化1:iPhoneアプリへの書き出しOKに
変化2:Flash非対応端末向けの代替コンテンツ書き出しプログラム発表
この2大ニュースは非常に大きなニュースです。
変化1:iPhoneアプリへの書き出しOKに。
情報ソース:
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1009/10/news035.html
FlashからのiPhone向けアプリの書き出しは、これまでAppleの規約上禁止されていましたが、
今月その規約が緩和され、一転、FlashからのiPhoneアプリの書き出しが可能になりました。
これ、非常に嬉しいです。自分の持ってるFlashスキルであのiPhone向けのアプリケーションが作れる、
ずっと待っていたことです。 さぁ、お仕事ください。(本気(≒マジ))
iPhoneやiPadに向けたアプリをお考えの方はお気軽にご相談ください。企画からでもOKです。
さりげない、いやむしろおおっぴらな告知は置いておいて、
この変化の最大の利点は「iOS向け及びAndroid向けコンテンツの開発一本化」にあるかと思います。
これまでiOS向けアプリ、Android向けアプリそれぞれ異なる言語・スキル習得が必要とされてきたのですが、
今回FlashからiOS向けアプリを書き出せるようになったことにより、先行して公開されているAndroidアプリ開発キットを
含め、ひとつのFlashソースから比較的容易にiOS/Android両端末向けアプリが書き出しができます。
これは大きな開発コスト削減につながると考えています。
素晴らしい。素晴らしい流れです。
ただ現状(2010年9月16日現在)としてAndroid向けの書き出しはベータ公開となっており、
「Android2.2以上」「個人利用限定」「ネットでのアプリ配信不可」となっています。
年内の正式公開がアナウンスされているのであとちょっとの辛抱です。
またAndroid2.2を搭載する端末も年内に各社リリースするようなので
非常に楽しみです。
また、片手放しで喜べるか?といった慎重な意見もあります。こちらの記事も是非ご一読ください。
http://fladdict.net/blog/2010/09/will-flash-for-iphone-be-bac.html
変化2:Flash非対応端末向けの代替コンテンツ書き出しプログラム発表
情報ソース:
Flash で制作されたファイルを HTML5 形式に変換することが出来る『FL2HTML5(仮)』の技術開発に成功
これもiPhone/iPadの登場により浮き彫りになっていた問題なのですが、
Flash非対応端末でのFlashパーツ非表示問題があります。
ただ単にFlashパーツが非表示されるということではなく、もっと致命的なのが
「ユーザへの提供情報の劣化」 にあります。
この点に関して、「Flashを見れない環境なんてほとんどないよね」という作り手の甘えを
iPhone/iPadが浮き彫りにしてくれたと考えています。
(もちろん、非対応表示をしっかりやっているサイトもたくさんあります。)
これを踏まえ、非対応端末に対してどのように情報提供するのか、その方法よりも
それを実際に盛り込む際の予算が大きな問題となっていました。
今回の技術開発の成功はこの問題に大きな助けとなってくれるのは間違いありません。
というのも作ったFlashソースから直接非対応端末向けのコンテンツを書き出せる為、
ほぼ費用がかからないからです。
ただこちらの技術も留意点があります。
・コンテンツはオリジナルフレームワーク「Progression」で制作されていること
・あくまで情報劣化を防ぐ目的なので、複雑なアニメーションまでは再現されない
これまでProgressionを用いずに作ってきたFlashパーツに関しては
やはりそれなりの対応を考えないといけないのは確実です。
今後の開発においてはProgressionでの開発を前提としたワークフローを
構築していきたいと考えています。
という、ここ数日の激変ニュース。
暗雲立ち込めてたFlashの未来に、一気に光を差してくれました。
Flash屋として書かずにはおられなかったので、長文駄文で恐縮ですが
何かのお役に立てればさいわいです。
でわでわ。お仕事お待ちしております。(←本気(≒マジ)) くどいっすね。